生態系の保護について

のと里山メダカで飼育・販売しているメダカはこの地の固有種(野生のメダカ)ではなく、品種改良を重ねた結果現在に至る観賞用メダカです。

 

飼育しているメダカの中には固有種に近い姿かたち色合いをした個体もおりますが、それは固有種ではありません。

 

野生のメダカは現在絶滅の危機にあると言われており、あちらこちらで保護活動が進められています。

 

ただこれについても、安易な放流(本来の生息地以外からメダカが持ち込まれること)によって、遺伝的に別の品種を取り込んでしまうということが起こっています。

 

更には、最初はかわいいと思って飼い出したメダカを何らかの理由で飼うことができなくなり、近くの川や池に放してしまうことも、間違いなく既存の生態系の破壊につながっていくものです。

 

生き物を飼う者の責任として、生態系の破壊の恐れがある行為は絶対にしてはいけませんし、飼う上で最大限の注意をする必要があります。

 

どうか安易な放流は絶対にしないようにお願いいたします。

 

もし仮にどうしても飼うことができなくなり、また引き取り手が見つからない場合は、遠慮なくご相談下さい。こちらで引き取らせていただくことを検討いたします。