
ミジンコの保温タンクにたい肥をかけました
のと里山めだかでは、めだかの餌となるミジンコを養殖しています。ミジンコは水温が低下すると活動がにぶくなり増殖してくれません。ミジンコは20℃くらいの水温がないと繁殖しないので、加温が必要になります。
当養魚場は宝達山のふもとにあり、水も空気もきれいですが、朝夕の冷え込みが厳しく時として気温が0度以下になることもあります。そこで、ミジンコの保温タンクを温めるために、リサイクルたい肥をかけることにしました。たい肥は発酵熱がでるので単に土をかけるよりずっと効率よく保温してくれます。しかもたい肥は森の木材や廃材をリサイクルして作られたものなのでとてもエコです。
上記の写真は、ミジンコの保温タンクにたい肥をかける作業をしているところです。
たい肥をかけると水温が上昇しました
たい肥をかけた数日後に水温を測定してみました。すると、これまで20℃にみたなかった水温が20℃に達しました。保温効果は十分にあったようです。のと里山めだかは養魚場ですが、このように重機を使った作業もしています。いいメダカを育てようとするとなにかと大変です。
ミジンコ養殖タンクは60トン
ミジンコの養殖タンク1本に20トンの真水が入っています。のと里山めだかでは山の湧水を使っていますのでとても健康で元気なミジンコを¥に育ちます。なお、当養魚場ではこのミジンコ養殖タンクは3本あるので、合計60トンの水を使っていることになります。そして、この60トンお水は浄化循環させるのでいつもきれいな水を循環させることができます。
このミジンコ養殖タンクは来年稼働させる予定で、今は準備に大わらわです。
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